―最近の貴院のお取組や将来のご展望についてお話を伺えますか?
石田様:最近、120台ある病院の携帯電話をPHSからスマートフォンに切り替えました。
出勤しているスタッフの約7割にいきわたる台数です。
これは、外出先でのカルテ入出力、訪問リハでのメモ、
在宅ワークによる女性医師・スタッフの働きやすさ、
業務マニュアル・研修会閲覧による院内教育を考えた結果です。
こういう思い切った取り組みは、
下関リハビリテーション病院が「お試し病院」と言われているからこその強みです。
回診時の指示やウェブ会議にも活用できます。
近未来的には、
スタッフが職員向けの案内文や行事、勤務表を把握しやすいようになればと、
自宅でも見られるようなスタッフ専用ページの制作を考えています。
また、病院の建て替えも検討しています。
地域全体に利があるように、還元できるような病院にしたいです。
安心してご来院頂けるよう、地域に貢献できるような病院です。
病院のイメージには、
「行きづらい」というものがありますが、
「楽しい」ものに変えたいと思います。
地域には、スーパーがないので建て替えの時に併設して、
お見舞いと同時に買い物できたり、
地域の方が交流しやすいような場、
例えば、体育館のように貸し出しもできる施設も考えています。
地域とタッグを組んで「下リハの町」になれるように動いていきたいです。