実績紹介
CBコンサルティングでの実績を紹介いたします。
業界に特化したCBグループならではの専門性や、優良企業とのアライアンスを通して、様々な経営課題の解決を行っています。
正式な在宅支援チームを発足。自分たちらしい営業スタイルを確立できました
法人名:株式会社LasiQ
氏名:藤田 元 様

株式会社LasiQは、明治38年に福島県須賀川市で創業された薬局をルーツにもち、
家訓である「3方良し」、そして企業理念である「自分らしくの追求」のもとに、
薬局・介護・人材サービス事業をされています。
弊社の代行のサービス導入の決め手と、魅力に思われたことについて
代表取締役 藤田様にお話を伺いました。
◎介護施設への営業にチャレンジしたい
―サービスをご利用前の状況についてお聞かせください。
藤田様:新しいエリアに薬局出店後半年が立ち、
ある程度店舗運営も軌道に乗ってきたことから、
施設が周辺に点在する同地域で施設在宅の営業を行いたいと考えていました。
◎キーパーソンへの営業手法開拓
―施設在宅の営業を開始したいとお考えになった背景は何があったのでしょうか?
藤田様:コロナの影響で門前のクリニックが閉院してしまいました。
そこで社員の雇用を守るためにどうしようかと思案していたところ、
たまたま矢吹町にある薬局を運営することになりました。
何とか社員の雇用は守れましたが採算面は厳しく、
長期的に見ると赤字になってしまうと予測されたため、
新しいサービスで収益を得る必要がありました。
そこで考えたのは3つあり、
①須賀川市で展開しているドミナント形式での店舗運営、
②学校などに納品する行政への営業、
③当社のノウハウであるケアマネ事業所との介護連携を利用した独居の利用者への在宅営業
でした。
しかし須賀川市から離れた矢吹町では、
ドミナント形式という手段は使えませんでした。
また矢吹町は新しいエリアでしたので、
地域からの信頼関係が必要な行政や独居の利用者への
営業は環境的に困難でした。
一方、須賀川市の地形はアップダウンが激しく、
矢吹町は平地が多い地形で施設系の建物を立てやすいという
特徴があり、介護施設が多くありました。
そこで今までやったことがない施設在宅への
営業にチャレンジしたいということがきっかけとなりました。
施設を回ってキーパーソンへ営業する手法は未経験だったので、
CBさんのお力を借りようと考えました。
◎サービス導入になった決め手は「好きだったから」
―弊社のサービスを導入された決め手は何だったのでしょうか?
藤田様:好きだったから、ですね。
―ありがたいお言葉ありがとうございます。
弊社を好きになっていただいた要因としては何がありましたのでしょうか?
藤田様:震災時の頃に遡りますが、当時は薬剤師がおらず、
私も社長業や現場で薬剤師としての仕事等で時間に追われていました。
CBさんがキャリアブレイだった時代に、仙台支社の方がちょくちょく会いにきてくれて、
弊社の話を聞いてくれたので、そこが心の支えのようなものになっていました。
他社は電話をかけてくるだけですが、
CBさんは会いにも来てくれるということが好きになった理由です。
◎正式に社内に在宅チームが誕生。社内ケアマネージャーとの交流も活発に
―サービス導入後について、どのような変化が生まれましたか?
藤田様:これまで営業活動は、社長または非薬剤師が担当し、
薬剤師は現場対応としていましたが、なかなか成果が出ませんでした。
そこでCBさんと契約することを決めましたが、
契約費用も当社規模からすれば高額だったので、
せっかく契約するならしっかり成果が出せるよう
社内協力体制の構築に腐心しました。
特にCBさんとの打ち合わせの中で、施設在宅の営業担当は、
在宅医療の実績があり、より現場提案力のある薬剤師が
担当した方が良いのではないかと意見がまとまりました。
シフト担当者や店舗薬剤師・店舗事務・営業担当薬剤師・社長・
社内ケアマネージャーでプロジェクトチームを組み、
CBさんと2人3脚で、営業活動に取り組みました。
プロジェクトチームを組むにあたり、厳しいシフト組みではありましたが、
会社として何か大きな動きを生み出そうとしていることを
周囲に伝えることができました。
この営業活動を通して、正式に社内に在宅チームが誕生し、
社内ケアマネージャーとの交流がより活発になりました。
また、個別事例ではありますが、6月から須賀川エリアで
約10名の施設入居者の薬の取りまとめ、
矢吹の施設入居者2名のお取引が決まりました。
―社内ケアマネージャーとの交流がより活発になったこと
によるメリットは何がありましたか?
藤田様:薬局事業部の社員が持っていない情報を共有できたことが大きかったですね。
主体的に「知り合いが施設職員の中にいるので紹介できるか聞いてみる」
といった動きをしてくれることもありました。
現在は広報・IT管理部を立ち上げ、以前より力を入れているSNSや、
介護事業部内の小規模デイサービスで発行している
社外報とより連携できるよう月に1回打ち合わせを行っています。
◎現場の社員が主体的に参画してくれるように巻き込んでくれたことが魅力
―最後に弊社またはサービスの強みを感じた点がありましたらお聞かせください。
藤田様:営業コンサルと代行の役割をおねがいしていました。
コロナ禍において電話での営業活動が中心ではありましたが、
当社のマンパワーが限られていたので、施設在宅の営業を代行して頂き、
その内容を毎回報告して頂いたのは有難かったです。
営業コンサルに関しては訪問の優先順位を考え、
当社の薬剤師の営業担当と同行訪問を通して営業ノウハウを
伝えて頂いたことがとても有難かったですね。
またチラシの作りこみについて、我々の要望をくみとり
上手くコーチングしていただいたことも大きかったですね。
現場の社員もやらされているという感覚ではなく、
主体的に参画してくれるようにしてくれたのが非常に有難かったです。
在宅支援チームが誕生できたこと、
成果を生み出すまでの筋道ができたこと、
営業によって勝ち取るスタイルではなく、現場での実務を通して徐々に
信頼を勝ち得ていくというスタイルが「弊社らしく」、
企業理念に沿っていてとても嬉しく思いました。
本当感謝しております。ありがとうございました。
◎CBスタッフからのコメント
LasiQ様は弊社のサービスをうまく利用していただいた一例だと思います。
どんな道具でも使い方次第で生かすも殺すもできます。
今回LasiQ様の実績につながった一番の要因は、
“サービスを利用する”ということが上手だった点でした。
私たちは「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるサービス」を提供しています。
その釣り方を学ぼうとするお客様自身の姿勢、行動力、
考え方に私たちも大変勉強させられました。
サービス実施中は現場同士のコミュニケーションも密に行い、
ワンチームで進めることができたプロジェクトとなりました。
おかげでサービスの品質をさらに向上させることができる
良い取組事例になったと感謝しています。
◆記事をご覧になった方へ
もしご興味を持っていただけましたら、
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