―サービス導入後について、どのような変化が生まれましたか?
藤田様:これまで営業活動は、社長または非薬剤師が担当し、
薬剤師は現場対応としていましたが、なかなか成果が出ませんでした。
そこでCBさんと契約することを決めましたが、
契約費用も当社規模からすれば高額だったので、
せっかく契約するならしっかり成果が出せるよう
社内協力体制の構築に腐心しました。
特にCBさんとの打ち合わせの中で、施設在宅の営業担当は、
在宅医療の実績があり、より現場提案力のある薬剤師が
担当した方が良いのではないかと意見がまとまりました。
シフト担当者や店舗薬剤師・店舗事務・営業担当薬剤師・社長・
社内ケアマネージャーでプロジェクトチームを組み、
CBさんと2人3脚で、営業活動に取り組みました。
プロジェクトチームを組むにあたり、厳しいシフト組みではありましたが、
会社として何か大きな動きを生み出そうとしていることを
周囲に伝えることができました。
この営業活動を通して、正式に社内に在宅チームが誕生し、
社内ケアマネージャーとの交流がより活発になりました。
また、個別事例ではありますが、6月から須賀川エリアで
約10名の施設入居者の薬の取りまとめ、
矢吹の施設入居者2名のお取引が決まりました。
―社内ケアマネージャーとの交流がより活発になったこと
によるメリットは何がありましたか?
藤田様:薬局事業部の社員が持っていない情報を共有できたことが大きかったですね。
主体的に「知り合いが施設職員の中にいるので紹介できるか聞いてみる」
といった動きをしてくれることもありました。
現在は広報・IT管理部を立ち上げ、以前より力を入れているSNSや、
介護事業部内の小規模デイサービスで発行している
社外報とより連携できるよう月に1回打ち合わせを行っています。